地域性と心理傾向 大阪のカウンセリング・スペース

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用語集 『地域性と心理傾向』

カウンセリングでは、クライアントの現住所や出身地の環境についての情報は、まず欠かせないものである。
クライアントの人格の形成された土地が、都会であるか農村であるか山間部であるか漁師町であるか、あるいは親が転勤族のため転々としていたかなどの違いによって、クライアントのパーソナリティーに対する見方が、場合によっては相当違ってくるからである(もちろん偏見は慎重に排除します)。

特に日本の場合、国土が山地や河川で細かく区切られており、文化性も多種多様であるだけに、この観点はいっそう重要と言えるだろう。
何しろ県民性というテーマで、1つのテレビ番組が成り立ってしまうほどなのだ。

たとえば、ものごとを捉える客観性がきわだって高い人の場合、都会育ちよりも農村育ちのほうが、より強い逆風の中を生きてきた可能性は高くなり、ひいてはより複雑なコンプレックスの形成されている可能性も高くなる。

なぜなら、農村、特に稲作の割合の高い農村のほうが、都会よりも地域的同一性(地域の人々の価値観や気風の似かより方)が強く、一般に個性の抑圧される傾向も強いからである。
なぜ、たとえば果樹園中心の農村よりも、稲作農村のほうがそうした傾向が強いかについては、いろいろに考えられる点もあるが、現時点ではカウンセリングの経験によって知ったところが大きい。

また、転勤族の子弟の場合、安定した文化的基盤を持てなかったことに加えて、親しい友人などとの別れが心の傷となっていることが多く、さらにはその母親も新しい土地に適応するのにエネルギーを取られ、子どもを充分にケアできなかったことが少なくない。
そのため、コミュニケーション能力や社会性が育ちそこねている、あるいは少なくとも人間関係にコンプレックスを持っていることがかなり多い。

帰国子女の場合、一般に文化的混乱の傾向はさらに強く、その生い立ちを視野に入れずして、まずカウンセリングは成り立たない。

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